猫っ毛という言葉をよく聞くけれど、結構気にしている女性も多いのではないでしょうか?

なんとなくマイナスなイメージが強い感じもしてしまいますが、実は猫っ毛にはデメリットもあればメリットもあります。

自分では気づいていないかもしれないけれど、意外とうれしい効果もあったりするんですよ。

けれどどうしても気になってしまうのは仕方がないことでもあります。

猫っ毛に限らず髪質には悩みがつきものですからね。

それに意外と猫っ毛さんでも、その髪質の良さを知らない方ってたくさんいると思います。

そこでこちらの記事では猫っ毛の特徴やメリット、デメリットなどについて詳しくご紹介していきます。

この記事を読むことによって猫っ毛の魅力を知ることができるきっかけになるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

猫っ毛の特徴や意味とは?

猫っ毛とはよく聞くけれど、実際にどんな髪質のことを指しているのかよくわからないという方もいるかもしれませんね。

猫っ毛というのは名前の通り、猫の毛みたいにふわふわとした、髪の毛1本1本にハリやコシのない細くて柔らかい髪の毛を指しています。

アジア系の人よりも、欧米の人の方が割合的に多いみたいで、髪の毛をスタイリングしやすい特徴があるんです。

けれど時間が経つとペタッとしてしまったり、ボリューム感を出しづらいという特徴もあります。

スタイリングに関してはセットがしやすい分、そのあとがちょっと大変という一長一短な特徴があるんですよ。

猫っ毛に基準や定義のようなものはある?

猫っ毛には基準や定義というものがありません。

きちんと定められたものがないので判断が難しいのですが、アジア人の髪の毛を断面にすると平均で0.1ミリくらいと言われているので、それよりも細い毛は猫っ毛と呼んでもいいのではないかと思います。

それでも髪の毛がものすごく細い人だと、髪の毛を断面にしたときに直径が0.03~0.04ミリくらいしかない人もいるので驚きです。

そこまで髪の毛が細いと本当に猫の毛みたいにハリコシのない、柔らかい髪の毛なんでしょうね。

ちなみにもともと日本人は髪の毛が太いと言われてきましたが、食生活の欧米化や生活環境などによって髪質にも変化が起きていると言われているんです。

猫っ毛とくせ毛の違いとは?

中には猫っ毛とくせ毛を混同してしまう方もいるかもしれません。

けれど猫っ毛とくせ毛は根本的な部分に違いがあり、全然性質が違ってきます。

くせ毛にもいろんな髪質があって、猫っ毛のように細くて柔らかい髪質の人もいれば、逆に髪の毛が太くて硬い剛毛タイプの人もいます。

つまりくせ毛は根元から髪の毛がうねりを起こしてしまったり、細かい縮れた髪の毛を指しているんですよ。

猫っ毛の原因とは?生まれつきの髪質だけが理由じゃない!

猫っ毛の原因というのは多くの方が生まれつきだと思うことがほとんどだと思いますが、実はそれだけが原因じゃないんです。

髪質は両親からの遺伝に大きく影響を受けるのですが、普段の生活やヘアケアの仕方によっては髪の毛にハリやコシがなくなって、ペタッとしやすくなってしまうこともあります。

そこでここからは猫っ毛を引き起こしてしまう原因について詳しくご紹介していきますので、当てはまるものがないかチェックしてみてくださいね。

猫っ毛の原因その1:偏った食事

健康的な髪の毛を育てるためには食事はすごく大切なものです。

普段から自分の好きなものばかり食べていたり、ダイエットをしていて食事制限などをしていると髪の成長に必要な栄養が不足してしまい、髪の毛が細くなってしまったりハリやコシがなくなってペタッとしやすくなってしまいます。

食事によって吸収された栄養が新しく伸びる髪の毛になるので、きちんとバランスの取れた食生活を意識しなくてはいけません。

普段あまり意識する機会がないかもしれませんが、ハリやコシのある健康的な髪の毛を成長させるためには気を付ける必要があります。

猫っ毛の原因その2:睡眠不足による影響

普段からついつい夜更かしをしてしまいがちな方も注意が必要です。

人は眠っている間に成長ホルモンという物質を分泌するのですが、この物質は体を成長させたり肌をキレイにするだけではなく、髪の毛の成長にも関係があります。

成長ホルモンの作用は体を維持するために必要な器官へ優先的に送られるようになっているので、髪の毛へ送られる量は少なく、後回しにされてしまうんです。

そのため睡眠不足が続いてしまったりすると髪の成長に必要な成長ホルモンが足りなってしまい、毛髪がやせ細ってしまいやすくなってしまいます。

この成長ホルモンは夜の22時から2時までの時間帯に多く分泌されると言われているので、できるだけ早寝をしてあげることも意識する必要があるんですよ。

猫っ毛の原因その3:イライラなどによるストレス

普段からイライラすることってたくさんあると思いますが、そういったストレスが猫っ毛を引き起こしてしまう原因になることがあります。

どんなにバランスの取れた食生活などを心がけていても、ストレスを溜め込んでしまうと髪の毛にも悪影響を及ぼしてしまうんです。

人は強いストレスを感じたりすると、血管が収縮して血液の流れが悪くなってしまうことがあります。

食事などで摂った栄養は血液の流れに乗って運ばれるので、ストレスを抱え込んでいると髪の毛に必要な栄養が不足しやすくなってしまい、猫っ毛を引き起こす原因になってしまうんです。

いろいろとストレスの多い世の中ですが、定期的にストレス発散をしていく必要があります。

猫っ毛の原因その4:髪質や頭皮に合わないシャンプーを使う

シャンプーは髪の毛や頭皮の汚れを洗い落として清潔な状態にするためのものですが、髪質や頭皮環境に合わないシャンプーを使うことで猫っ毛になってしまうことがあります。

特に配合されている洗浄成分によっては頭皮環境を悪化させてしまうものもよく見かけるため、できるだけ髪の毛や頭皮に優しい成分が配合されているシャンプーを使ってあげるようにしましょう。

ドラッグストアなどでよく見かけるシャンプーの多くは「〇〇硫酸」という成分を含んだシャンプーが多く、洗浄力の強さから頭皮を乾燥させてしまう可能性があるため注意が必要です。

猫っ毛の原因その5:産後などの女性ならではの理由

妊娠中や産後って髪質の変化が起こりやすいと言われていますが、これはホルモンバランスの変化やお腹の赤ちゃんに栄養が持っていかれてしまうせいだと言われています。

妊娠中や産後の抜け毛もそのうちのひとつになりますが、人によっては髪の毛が細くハリコシがなくなってしまい、猫っ毛になってしまうこともあるんです。

しばらくすれば少しずつ改善はされていきますが、ある程度の期間は我慢が必要になりますね。

簡単に猫っ毛を診断!細い髪の毛と太い髪の毛のの見分け方とは?

こちらでは自分の髪の毛が猫っ毛なのかどうかを簡単に判断する見分け方についてご紹介していきます。

先ほどもお伝えした通り、猫っ毛の基準がものすごく曖昧なため、自分の髪の毛が猫っ毛なのかどうかわからないという方もたくさんいると思います。

自分の髪質をしっかりとわかっておくためにも、これからご紹介するセルフチェックを試してみてくださいね。

すぐにできる猫っ毛の簡単な見分け方

自分の髪の毛が猫っ毛かどうかを判断するのであれば、行きつけの美容室でチェックしてもらうのもいいかもしれませんが、そんな都合よく美容室にいくタイミングとは限らないので、これからご紹介する方法を試してみてください。

猫っ毛かどうかの見分け方はものすごくシンプルで、大体7~10センチくらいの短い髪の毛を抜きます

その髪の毛を床にたいして水平に持ってキープしてみましょう。

ハリやコシのある髪の毛であれば水平な状態をキープしてくれるのですが、猫っ毛の場合だとすぐにクタっとした状態になってしまうので、簡単に見分けることができますよ。

猫っ毛は髪の毛がはげやすいって本当?

髪の毛が細くて柔らかい猫っ毛は将来はげやすいというウワサを聞いたことってありませんか?

実はこの噂は半分正解で、半分は不正解なんです。

はげやすいかどうかは遺伝に関係してくるのものなので、生まれつき髪質が猫っ毛の方がはげやすいというわけではありません。

ただもともと髪の毛が太くハリやコシもあったのに、急に髪が細くなってしまった場合は注意が必要です。

急に猫っ毛になって髪が抜けやすい状態になったら注意が必要!

もともと髪の毛が細くてハリコシがない人とは別に、急に猫っ毛のような状態になってしまった場合は注意が必要です。

しかもそれでいて髪の毛が抜けやすくなっていたりすると、抜け毛や薄毛の予兆かもしれません。

年齢を重ねていくことで髪の毛がやせ細っていくことはあっても、抜け毛が増えるのは別問題です。

もしかすると髪の毛を成長させる細胞の働きが鈍くなってしまっている可能性があるので、しっかりと育毛ケアをしてあげる必要があります。

育毛シャンプーや育毛剤などを使って頭皮の血行を促進してあげたり、髪の成長を促進させるために「毛母細胞」という組織の働きをよくしてあげることが大事です。

育毛シャンプーについては別の記事で詳しくご紹介しているので、そちらの記事も併せてチェックしてみてくださいね。

猫っ毛ならわかる!髪の毛が細くて柔らかい人のあるあるな悩み

ここからは猫っ毛あるあるについてご紹介していきますね。

猫っ毛に悩んでいる方ならわかるようなあるあるをお伝えしていきますので、チェックしてみてください。

猫っ毛のあるあるな悩みその1:毛量が少ないと頭皮が透けて薄く見える

猫っ毛は毛量が少なく見られてしまいがちですが、もともと毛量が少ないと余計に髪の毛が少なく見られてしまいます。

そのせいで髪の毛が薄いと勘違いされてしまうこともありますよね。

特に髪の毛を短くすると余計に薄く見えるので髪の毛を伸ばしたり、パーマをかけて地肌が見えないようにしている方も多いと思います。

いくら髪の毛が細いからといっても薄くみられるのはショックですし、年齢よりも老けて見られたりすることもあるので悩んでしまう方も多いと思います。

猫っ毛のあるなるな悩みその2:つむじ割れを起こして頭頂部が薄いと思われる

猫っ毛あるあるの代表的な悩みでもあるつむじ周辺の髪の毛ですが、毛量は普通でも髪の毛が細いことで薄く見られてしまうことがあります。

特につむじ周辺は生え癖の影響でつむじ割れを起こしてしまうこともあるので、余計に地肌が見えてしまいがちになるので隠したくてしょうがない方もいると思います。

それに将来髪の毛がハゲてしまうのではないかと不安に感じている方もいるかもしれませんね。

先ほどもお伝えした通り、生まれつきの猫っ毛さんの場合は一概に薄毛になってしまうかどうかは別の問題なので、ふだんの生活習慣やヘアケアを適切にしてあげれば大丈夫ですよ。

猫っ毛のあるあるな悩みその3:雨の日など湿気の多い日は髪が爆発したりパサパサになって広がる

もともとハリコシのない猫っ毛は普段からペタッとしてしまうのですが、雨の日や湿気の多い日などはさらに厄介なことになります。

髪の毛が湿気を吸収してしまうことで髪の内部にある水分バランスが崩れてうねりが起きやすくなり、そのせいで広がりやすくなってしまうんです。

そのせいでちゃんとスタイリングしても崩れてしまいやすくなってしまい、爆発髪になってしまうので気にしてしまう方も多いのではないでしょうか?

髪の毛が細い分、髪の表面にあるキューティクルも弱いため、空気中の水分を吸収しやすい特徴がある猫っ毛に悩む方も多いと思うので、オイルなどを使って対策をしてあげる必要があります。

猫っ毛のあるあるな悩みその4:絶壁がバレるから髪の毛を伸ばせない

猫っ毛は髪の毛がペタッと潰れやすい特徴があるので、なかなか髪の毛を伸ばすことができないのも悩みのひとつです。

特に後頭部がぺたんこになってしまっている絶壁さんは、気にして髪の毛を伸ばすことができない方もいるかもしれませんね。

ロングヘアに憧れていても絶壁が気になって、ショートヘアからなかなか伸ばすことができない方もいるかもしれませんが、パーマをかけてあげたりコテで巻いてあげるなどすれば、ロングヘアでも意外とバレないものですよ。

猫っ毛のあるあるな悩みその5:汗をかくとすぐにペタッとなる

夏などの暑い季節は猫っ毛の人からするとものすごく嫌な季節ですよね。

湿気が多いのはもちろんですが、その他にも汗をかきやすいので注意している方も多いと思います。

ちゃんとスタイリングしても、ちょっと汗をかくだけで髪の毛がペタッと潰れてっしまい、台無しになってしまいますからね。

また髪の毛1本1本がとても細くて柔らかいため、汗で肌に張り付きやすいこともあって悩んでいる方も多いと思います。

ハンカチなどでこまめに汗を拭きとってあげたりするなど、きちんと汗を処理しないといけないのは面倒ですよね。

猫っ毛のあるあるな悩みその6:朝起きると寝癖で毛先がはねる

猫っ毛のように髪の毛が細くて柔らかいとクセがつきやすく、朝起きると寝癖がつきやすいのも特徴のひとつです。

せっかく前の日の夜にきちんとケアをしたのに、起きたらボサボサになっているとすごく悲しい気分になりますよね。

特に朝はなにかとバタバタしてしまいがちになるのでいろいろと面倒ですしね。

そんなときは毛先の寝癖をとろうとするのではなく、根元を濡らしてクセをとってあげるようにしましょう。

そうすることで簡単に寝癖を直すことができるので意識してみてくださいね。

猫っ毛のあるあるな悩みその7:柔らかい・コシがない髪がコンプレックス

髪質の悩みは意外と深刻です。

猫っ毛のせいで髪の毛が柔らかくコシがないことをコンプレックスに感じてしまう方も少なくありません。

「髪にボリュームが出ないせいで老けてみられる…」とか「思ったようにスタイリングができない」など、自分の髪質を嫌がる方もいるかもしれませんね。

ですが逆に髪の毛が太くて硬い人からすれば、猫っ毛のような柔らかい髪の毛はすごくうらやましがられるものです。

ようするにないものねだりというものなので、そんなにコンプレックスに感じる必要はないんですよ。

自分の個性としてうまく猫っ毛を活かしてあげるようにしましょう。

猫っ毛のあるなるな悩みその8:皮脂によるべたつきのせいで夕方になるとぺたんこになる

猫っ毛という髪質の問題もありますが、もともと体質的に肌がベタつきがちな方は皮脂の分泌量が多く、髪の毛が細くて柔らかいと潰れてしまいやすくなります。

午前中などは大丈夫でも、昼過ぎや夕方くらいになると皮脂量が増えてきて髪の毛がぺたんこになってしまう方もいると思います。

夕方や夜から人に会う約束をしている方も多いので、結構気にしてしまいますよね。

しかもべたつきを取り除くためにシャンプーとかもできないので、困ってしまう方も多いと思うんです。

地道にですが頭皮環境を改善してべたつきが起きにくいようなシャンプーを使ってあげたりして、日頃のケアをしていくことが大切です。

猫っ毛になりたい?細くて柔らかい髪の毛が羨ましい理由がわからない

猫っ毛の人からすると、「細くて柔らかい髪の毛の何が良いの?」と感じる方もいるかもしれませんが、真逆の剛毛さんからすれば扱いやすい猫っ毛は羨ましいものです。

自分にはない髪質にあこがれを抱いてしまうのは仕方のないことだと思います。

実際に猫っ毛を経験しているとそんな風には感じないかもしれませんが、「髪の毛が柔らかい方が女性らしい」とか「ゴワゴワにならなさそう」という理由で憧れを持っている方がいるのも事実です。

結局ないものねだりなので、猫っ毛の人がもっとハリコシののある太い髪の毛になりたいと思っているのと同じことなんですよ。

猫っ毛のデメリット

ここからは猫っ毛のデメリットについてご紹介していきます。

普段から自分の猫っ毛にたいして色々と感じている方もたくさんいるかと思いますが、こちらでは代表的なデメリットについて詳しくご紹介していきますね。

猫っ毛のデメリットその1:ヘアアレンジが上手くできない

猫っ毛は髪の毛が細いせいで、思ったようにボリュームをだしたりすることができないため、ヘアアレンジをしたくてもできるスタイルが限られてしまうことがあります。

ヘアゴムで髪の毛を縛ってもちゃんとまとめられないこともあるので、アレンジをしてもすぐに崩れてしまう方もいると思います。

また髪の毛をコテで巻くこともあるかもしれませんが、猫っ毛の人は比較的すぐに元に戻ってしまうことが多いのもデメリットに感じてしまいますよね。

基本的にスタイリングしたリアレンジした直後は良いのですが、時間が経つと崩れやすい特徴があるので悩ましい問題です。

猫っ毛のデメリットその2:分け目から地肌が見える

猫っ毛は髪の毛1本1本が細いため地肌が見えやすいですよね。

地肌が見えると実際の年齢よりも老けてみられてしまったりと、結構気にしてしまう方も多いと思います。

髪の毛に分け目をつくったりすると地肌が思いっきり見えてしまうため、好きなヘアスタイルができないこともあると思います。

そのせいでいつも同じような髪型になってしまったりすることもあるので、できる髪型が限られてくるというデメリットがあるんです。

猫っ毛のデメリットその3:髪の毛が細いせいで毛量が少ないと思われがち

猫っ毛はペタッとしがちなことから毛量が少ないと思われてしまうことがあります。

毛量が少ないと自然と老けて見られがちになったりと、少しマイナスな印象をあたえてしまうこともあるので、デメリットに感じる方も多いと思います。

髪の毛が細いことは決して悪いことではないですが、女性というのはいつまでも若くキレイでありたいものです。

その思いと逆の結果を作り出す猫っ毛をどうにかしたいと思ってしまいますよね。

猫っ毛のデメリットその4:ロングヘアにすると髪の毛が絡まる

猫っ毛は髪の毛の柔らかさから、ロングヘアなどの長い髪型にすると絡まりやすくなる特徴があります。

しかもハリやコシがないため一度絡まるとほどくのが大変で、ひどい場合は髪の毛を切らないといけなくなることもあるんです。

特に髪の毛をアレンジしようとして、逆毛などを立てると髪の毛が絡まってしまい、ほどくことができなくなるのも猫っ毛のデメリットです。

猫っ毛のデメリットその5:髪の毛が傷みやすいので毛先に枝毛ができる

猫っ毛の髪質は髪の表面にあるキューティクルが普通の髪の毛に比べて覆っている枚数が少なく、厚みが薄い特徴があります。

そのせいでちょっとした摩擦でも負担になってしまうことが多く、ダメージつながりやすいため枝毛や切れ毛を起こしやすいデメリットがあるんです。

また髪の毛にハリコシが無いことで髪の毛同士の摩擦も起きやすく、これもダメージの原因になってしまいます。

特に毛先はもともと乾燥しやすい部分で傷みやすい部分でもあるため、枝毛などのトラブルが起きやすいんです。

悪いことばかりじゃない!猫っ毛のメリット!

これまで猫っ毛のデメリットなどの気になる点をご紹介してきましたが、実際は悪いことばかりではありません。

ちゃんとメリットになるようなこともあるので、デメリットと併せてチェックしてみてくださいね。

猫っ毛のメリットその1:キューティクルが薄いからカラーリングが染まりやすい

猫っ毛は髪の表面にあるキューティクルが少なく薄いため、美容室でヘアカラーをやってもらうときに染まりやすいんです。

薬剤を使用する時間が少ないほど髪の毛にたいして負担も小さくなるので、ダメージを抑えやすいメリットがあるんですよ。

またヘアカラーだけでなく、パーマに関しても薬剤を使用する時間が短く済むので、同じようにダメージを抑えることができます。

猫っ毛のメリットその2:意外とモテる髪質

意外かもしれませんが、猫っ毛は男性ウケのいい髪質でもあります。

柔らかくふわっとした髪型がよく似合う猫っ毛は、剛毛に比べて女性らしくて柔らかい印象を持ちやすいんですよ。

もちろん他にもいろんなデメリットはあるかもしれないですが、ゴワゴワになりやすい髪質と比べると好印象を持たれやすいので、男性ウケを狙うのであれば猫っ毛はメリットになります。

猫っ毛のメリットその3:スタイリングのしやすさは抜群

猫っ毛はスタイルのキープは苦手ですが、スタイリングのしやすさで言えばかなり扱いやすい髪質です。

髪の毛が柔らかいので簡単にクセをつけやすく、思ったようなスタイリングにしやすいんですよ。

ただハリコシがないのでキープ力がないデメリットはありますが、スプレーなどを使ってあげることでそのスタイルを維持しやすくできるメリットがあります。

まとめ

こちらの記事では猫っ毛の特徴について詳しくご紹介させていただきました。

猫っ毛は生まれつきの髪質であることが多いため、特徴をしっかりと理解して上手に付き合っていく必要がありますね。

ちゃんと特徴を知らずに扱っていても、悪い部分ばかりが目についてしまうので、人によってはコンプレックスに感じてしまうことにもなります。

悪い部分ばかりに目を向けず、メリットになるような部分にも意識してみることで、どうやって付き合っていけばいいのかが見えてくると思いますよ。

そのうえで猫っ毛の対策をきちんとしてあげることで、上手に扱うことができる様になるので意識してみてくださいね。

猫っ毛の改善方法や対策についてもっと詳しく知りたい方は、別の記事でわかりやすくまとめているので、そちらも併せてチェックしてみてください。