枝毛を1本見つけると他にもあるんじゃないかと、ついつい気になって探してしまう方も多いのではないでしょうか?
普段からアイロンやコテなどを使ったり、行きつけの美容室でカラーやパーマを定期的にやっていたりすると気付かないうちにできてしまう枝毛…。
自分でも無意識のうちにプチっとちぎってしまったり、裂いてしまうことってありませんか?
私もたま~に枝毛を見つけると1本くらいならいいかと思ってちぎってしまうこともあるのですが、髪の毛にとってはかなりの悪影響なんです。
たぶん頭ではわかっていても、ついついやってしまう方もいるかもしれませんね。
けれどそういった方ほど注意が必要なんですよ。
もしかするとそのような行為は「癖」になってしまっていて、人によってはなにか大きな悩みを抱え込んでしまっている可能性もあります。
そこでこちらの記事では、枝毛を無意識に裂いたりちぎってしまう癖について、どれだけ注意しなくてはいけないことなのかをお伝えしていきます。
あなたの悩みを解消するヒントになるかもしれないので、ぜひ参考にしてみてください。
ついつい枝毛探しをしてしまう心理ってどんな状態?
枝毛を見つけるとなんだか気になって他にもないか気になってしまいますよね。
けれどこの時に心理状況ってあまり考えたことってあまりないと思います。
実際に枝毛探しをするときにはどんな心理状態なのか簡単にまとめてみると…
- 枝毛を見つけるのが単純に楽しい
- 枝毛を探すのがおもしろい
- 枝毛を探し出したときの嬉しい気分が癖になっている
といったものがあります。
たしかに枝毛探しってなんだかよくわからないけれど、ものすごい集中するし、見つけたときの達成感がすごいですよね。
そういったものが快感として残ってしまい、癖になってしまうことがあるんです。
また人によってはそういったことで気持ちを紛らわせるようにして、ストレスから無意識に身を守っていることもあるんですよ。
枝毛探しのコツ!上手な探し方ってあるの?
枝毛を探す時にやっぱりスムーズに見つけることができたら楽しいですよね。
けれど実際は枝毛を探そうとしてもなかなか見つからないのも事実です。
気分を晴らしたいのに全然見つからないと逆にイラっときちゃいますよね。
でも実は髪の毛にある程度の長さがあれば意外と簡単に見つけることができるんですよ。
そこでここからは枝毛探しのポイントをご紹介していきますね。
枝毛探しの簡単な方法!見つけ方はコームを使うだけ!
探し方はものすごくシンプルで、目の細かいコームを用意します。
そのコームを使って髪の毛を梳かしてあげるのですが、その時に髪の毛をピンっと張った状態にしましょう。
そうすると枝毛がひょっこりと顔を出してくれるので、ものすごく簡単に見つけることができるんです。
ただこの方法にはデメリットがあり、髪の毛に長さがないとできないんです…。
なのでショートヘアの方だとちょっと難しいのですが、ロングやセミロングなどの長さがあれば十分にできますよ。
ミディアムくらいの長さだと後ろ髪ができないかもしれません…。
枝毛は見つけたらきちんとした対処をして処理しましょう
見つけた枝毛って普段どうしていますか?
たぶん多くの方がそのままちぎったり裂いてしまっているのではないかと思います。
ですが枝毛は裂いたりちぎってしまうことで、髪の毛の内部が露出する部分を増やすことになり、かえって枝毛を増やしてしまうことになります。
そのため切れ味の良いハサミを使ってちゃんと処理してあげる必要があるんです。
よく文房具ハサミなどを使って枝毛を処理する方もいますが、あまりいい方法とは言えません。
紙を切る文房具ハサミは、カットハサミと比べると切れ味が断然悪く、髪を擦り潰すように切ってしまいます。
そうするとそのようなカット面だと枝毛になりやすくなってしまい、切っては枝毛ができるというループ状態になってしまうので、注意しなくてはいけません。
また別の記事では詳しい処理の仕方について解説しているので、そちらの記事も合わせてチェックしてみてください。
枝毛を裂く・剥く・ちぎることが癖になっている人は注意が必要!
ただ枝毛を見つけて楽しむ程度であればいいのですが、そこから発展して枝毛を裂いてしまったり、ちぎるようなことが癖になってしまっている場合は気を付ける必要があります。
時間があると枝毛を見つけ出して四六時中裂いたりちぎってしまう場合は、もしかすると心に「かなりの闇」を抱えているのかもしれません。
もちろん全員がそういうわけではないのですが、もしかすると悩みがあったりストレスを感じている可能性があります。
枝毛を裂く・剥く・ちぎる癖がある場合は病気の可能性がある…?
100%断定することはできないのですが、枝毛を裂いたりちぎるような癖がある場合はもしかするとある病気の可能性が考えられます。
それが「抜毛症」という精神的な病気です。
例えば黒髪の中にたまたま1本白髪を発見して抜いた時とはわけが違い、過度のストレスや不満などが溜まっていることで起きる心の病と言われています。
人によって対象となるのが髪の毛だけでなく体毛という場合もあるそうで、無理に毛を抜くことによって毛根部分の細胞がダメージを受けて脱毛症になってしまう事もあるんです。
枝毛を裂くのをやめたいのにやめられない!抜毛症(抜毛癖)ってどんな病気?
枝毛を探す行為や裂くようなことをやめたいと思っていても、そう簡単にやめることができない抜毛症。
これってどんな病気なのかちょっと気になるのではないかと思います。
私は医師でもないので正直詳しくご説明することができませんので、以下に症状を引用したので見てみましょう。
抜毛症のある人は、「毛を抜くのはよくないことだ」と理解していても、抑えることができません。
自分で自分の行為を制御できない苦痛、とまどいなどの否定的な感情にさいなまれ、社会的・職業的な不利益が生じることもあります。
通常、毛を抜く前に緊張感が高まり、実際に毛を抜くと開放感や満足感を得ます。
女性は、女性ホルモンに影響されて症状が現れる場合があり、月経周期や閉経のタイミングに連動して悪化する人もいます。引用元: ハートクリニック大船
というように、本来であれば、過度のストレスなどによって名前の通り髪の毛を抜く癖のある人が該当するのですが、抜毛症には髪の毛を引きちぎったりするような症状もあるようです。
枝毛をいじるのが癖になっていることも抜毛症?
枝毛をいじる癖を持っているからといっても抜毛症とは言えません。
これは心理的な要素が入ってくるのですが、寂しい気持ちがあったり、誰かにかまってもらいたいときってつい髪の毛をいじってしまうことってないでしょうか?
実は心理学の観点から言うと、人は寂しかったりかまってほしい時は髪の毛をいじる行動を取ることがあるんですよ。
なので枝毛をいじるというのはもしかすると、その寂しさからいじってしまっているのかもしれませんね。
枝毛をハサミで切るのが癖になっている場合は大丈夫?
見つけた枝毛を指で裂いたりちぎったりするのではなく、ハサミを使って切るのであれば、これは髪の毛の「お手入れ」をしていることになります。
なのでこれは抜毛症とは言えないでしょう。
ただ必要以上に執着していたりする場合は依存性が高くなっていることも考えられるので、もしかすると抜毛症の可能性も考えられます。
週1回とか2回くらいであれば問題はないと思いますよ。
枝毛を裂きたい!そんな衝動に襲われてしまったらどうすればいい?
頭ではわかっていてもどうしても「枝毛を裂きたい!」という気持ちになってしまうこともあります。
そんな時にはどのように対処していけばいいのか…。
もちろんストレスを発散したり、悩みを解消するのが1番良い方法なのですが、そう簡単にはいきませんよね。
そこでまずは枝毛を裂くような衝動が起きないようにしてあげることが大切です。
そのための方法として1番手軽なものが、「髪の毛を短くカットしてしまう」というものです。
かなり勇気がいるかもしれませんが、視界に入らないくらい短くしてしまうことによって枝毛を探し出すことができなくなるので、行為が行われなくなります。
枝毛の作り方を調べてまでわざと作ってしまう…!
人によっては枝毛の作り方を詳しく調べてまで、わざと枝毛をつくる方もいるようです。
こういった方も抜毛症の可能性が高く、これは枝毛を裂いたりちぎったりする際に「快感」を感じていることが多く、トリコチロマニア(抜毛癖)という可能性もあります。
ここまでくると髪の毛を短くしても枝毛をつくってしまうこともあるため、坊主やベリーショートのような指で掴むことができないくらいの長さにしなくてはいけません。
なので多少のためらいが出てきてしまうかもしれませんね…。
衝動を抑えることができない場合は病院でカウンセリングを受けてみるのも効果的
先ほどもお伝えしましたが、このような衝動は「抜毛症や抜毛壁」によるものです。
もし髪の毛を短くしたくないという方や、短くしても衝動を抑えることができない場合は病院で一度カウンセリングを受けてみるのもいいかもしれません。
精神科ではカウンセラーの先生があなたの相談をしっかり聞いてくれるので、悩みや不安に感じていることを相談してみるようにしましょう。
枝毛を裂いた後に放置しているとどうなる?
枝毛を裂いたりちぎったりすると髪の毛の断面から内部の成分が出やすくなってしまいます。
特に剥いたり裂いたりすると断面が広がりやすくなるので、そのせいで髪の毛の中にある栄養がどんどん流れ出て「切れ毛」になってしまうんです。
せっかく伸ばしていた髪の毛も切れてしまっては一から伸ばさないといけなくなります。
そうなってはまた長い時間をかけて髪の毛を伸ばさないといけなくなってしまうので、気を付けなくてはいけませんね。
ですがそうはいってもどうしようもない時もありますよね、やっぱり…。
ただ一度枝毛ができてしまうと、その髪の毛は元の状態に戻すことはできないですし、乾燥してまとまりが悪くなってしまうこともあるので、できるだけ「ハサミ」を使って枝毛をカットしてあげるようにしましょう。
まずは枝毛を裂く・ちぎることがないように髪の毛のケアをしましょう
枝毛を裂いてしまったり、ちぎる癖をどうにかしたいけど髪の毛を短くしたりするのはちょっと…。
という方は枝毛をつくらないような工夫をしてみるようにしましょう。
ついつい枝毛を探し出してしまうのであれば、枝毛さえ失くしてしまえばいいので毎日のヘアケアを見直してみるようにするといいですよ。
1番手軽にできるのが、毛先をちょっとだけカットした後にシャンプーやトリートメントを使って枝毛や切れ毛ができないようにしてあげることが大切です。
普段使っているシャンプーやトリートメントがドラッグストアなどで購入できる、プチプラなものだったとしたら、ちょっと注意する必要があります。
プチプラシャンプー&トリートメントは配合されている成分も安価なものが多く、髪の毛に負担を与えてしまうものも多いので、「ダメージケア」という観点から見るとほとんど効果がありません。
なので枝毛や切れ毛を防ぐためにも髪の毛に必要な栄養がしっかりと含まれているものを選んであげるといいですよ。
私が個人的におすすめしているのが「守り髪 ベースメイクシャンプー&トリートメント」というアミノ酸シャンプーとトリートメントです。
シャンプーとトリートメントのどちらにも髪の毛の潤いを保つために必要な保湿成分がたっぷりと入っているんです。
それにドライヤーなどの熱によって髪の毛に栄養を浸透させやすくしてくれる効果もあるので、枝毛や切れ毛のお手入れにはピッタリなアイテムなんですよ。
私自身、このシャンプートリートメントを使っているのですが、使い始めてから枝毛がほとんど気にならなくなったんです。
なのでもし、枝毛を探し出して裂いてしまったりちぎってしまう場合は、こういったダメージケア用のシャンプーとトリートメントを使って枝毛をつくらないようにしてあげましょう。
もっと詳しい内容については公式サイトでもご紹介しているので、もし気になる方はチェックしてみてくださいね。
価格 | シャンプー&トリートメントセット/3,024円(税込) |
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内容量 | シャンプー/400ml、トリートメント/400g |
特徴 | 30日間の返金保証付き 保湿成分や補修成分がたっぷり配合されている 口コミでも高評価 |
まとめ
こちらの記事では気になってしまう枝毛について、探し出してしまう心理状態や、裂いたりちぎってしまう癖の理由などについてご紹介させていただきました。
女性にとって髪の毛はすごく大切なものです。
そんな大切な髪の毛を裂いたりちぎってしまうとなると、ものすごくストレスや不安感を抱えているのではないかと思います。
多くの方が枝毛を気にしてしまうかもしれませんが、けれど度が過ぎてしまうとちょっと深刻な内容になってしまいます。
そう簡単ではないかもしれませんが、日々のストレスを発散させたり、不安の原因を探って解決していくことがとても大切なことなので、あまり気負わずに解決の方法を模索していきましょう。
そうすることで枝毛を裂いたりちぎるような癖を改善していくことができ、悩みを解決することができますよ。