枝毛って自分でも気づかないうちにできてしまう厄介なものですよね。

毎日きれいになってほしいと思いながらお手入れしているのに、気づかないうちにどんどん増えてしまったり、見つけたときのショックはかなり大きいです。

「せっかく頑張ってケアをしてたのに…」と感じてしまう方もきっとたくさんいるのではないかと思います。

髪の毛を大事にする女性はたくさんいますからね…。枝毛一本でもあったらやっぱりショックです。

枝毛があることで髪の毛が広がって見えてしまったり、全体的にパサついてちゃんとヘアケアしていないんじゃないかと思われてしまうなど、女子力を下げる原因にもなるので、黙って見過ごすわけにもいきません。

そこでこちらの記事では、枝毛の改善方法について詳しくご紹介してきます。

この記事を読むことによって、あなたの枝毛に対する悩みを解消することができるので、ぜひ参考にしてみてください。

枝毛を改善してなくす方法は本当にある?

結論から言ってしまうと、一度できた枝毛についてはどんなことをしても「修復はできない」というのが答えです。

ちょっと残酷ではありますが、これが真実なんです…。

たま~にテレビCMとかでやっている「ダメージヘアの補修ができる」というトリートメントなどを見かけますが、正直嘘っぱちなので信じてはいけません。

正確に言えばスカスカになった髪の毛に栄養を補って髪の毛を補強してあげることが目的なので、全然意味が違いますよね。

ではできてしまった枝毛はどうしたらなくすことができるのか…。

その件については次の項目でご説明していきますね。

枝毛ができてしまったら髪の毛を切るしかない

できてしまった枝毛はどうやってもくっつくことはないので、カットしてあげるしかなくすことができません。

しかもずっと放置していることによって、枝毛の部分からどんどん髪の内部成分が流出して、髪の毛の中身がスカスカになってしまうので、できるだけ早めに対処してあげる必要があります。

またスカスカになっても放置しているとどんどん枝毛が広がってしまい、髪の毛がパサつくようになったり、広がりやすくなることもあるので、注意しなくてはいけません。

枝毛をカットするときはできるだけ枝毛の部分からさらに4~5㎝くらいはカットしてあげるようにしましょう。

多めにカットしてあげるにはちゃんとした理由があり、枝毛の部分から数センチはすでに髪の内部がスカスカの状態になっているんです。

そのため枝毛の部分をピンポイントで切ってもしばらくすると、また枝毛になってしまうんです。

なので延々と枝毛を繰り返さないためにも、できるだけ長めに枝毛をカットしてあげるようにするといいですよ。

枝毛の数がすごいたくさんある場合は美容院でカットした方がいい?

枝毛の数があまりにも多く、自分では対処することができない場合は美容院でカットしてもらった方がいいですよ。

自分で枝毛のカットをするには限度がありますし、美容師さんが使うハサミと家庭にある文房具ハサミでは切れ味が全然違ってくるので、カットした後に枝毛のできやすさに違いが出てきます。

文房具ハサミで髪の毛をカットすると髪の毛を押しつぶすような感じになってしまい、一時的に枝毛を処理することができてもカットした断面が潰れていることで枝毛ができやすくなってしまいます。

逆に美容師さんの使っているハサミはかなり切れ味抜群です。簡単に指のお肉をスパッと切っちゃうくらいなので、髪の毛の断面を押しつぶすようなことがまずありません。

またカットの仕方によっては枝毛を処理してくれるような細かいカット方法もあるので、あまりにも枝毛が大量にあるのであれば、美容院に行ってカットしてもらうようにしましょう。

いまある枝毛のケアの仕方について

先ほどもお伝えした通り、一度できてしまった枝毛を改善していくのはどうしても難しいです。

ですが今の状態を目立たなくしたり、枝毛の広がりを抑えることはできます。

そこでここからは今ある枝毛のケア方法について、具体的に内容をご紹介していきますので、ぜひチェックしてみてください。

枝毛ケアその1:美容院でトリートメントをしてもらう

美容室で髪の毛のメンテナンスでやってもらうことができるトリートメントは、普段お店に売っているようなトリートメントとは配合されている成分が違ってきます。

髪の毛にしっかりと栄養を補い、スカスカになった髪の内部にたんぱく質や水分などを詰め込むことができるんです。

それでいて髪の表面をしっかりと整える効果があるので、枝毛によってパサつきがちな髪の毛を整えることができます。

しかもそれでいて自宅で使うトリートメントよりも効果が長持ちしてくれるのが嬉しいですよね。

ちょっとコスパは悪くなってしまうし、1か月とかは効果も持たないですが、手っ取り早くどうにかしたい場合はおすすめです。

枝毛ケアその2:シャンプーを見直してみる

普段使っているシャンプーはどのようなものを選んでいますか?

何気なくドラッグストアにある安いシャンプーを選んでしまいがちですが、実はそういったシャンプーを見直してあげるだけでも枝毛改善に効果があるんです。

プチプラ系のシャンプーというのはどうしても配合されている成分が安価なものになってしまいがちで、髪の毛を洗う洗浄成分も安いものを使ってしまいがちになります。

こういったシャンプーに配合されている洗浄成分というのは「石油系界面活性剤」とも呼ばれていて、食器用洗剤にも配合されているようなものなんです。

石油系界面活性剤には「ラウリル硫酸Na」「ラウレス硫酸Na」「「オレフィン(C14-C16)スルホン酸Na」といったものが代表的なもので、プチプラ系シャンプーの多くに配合されています。

必要以上に洗浄力があることで、髪の毛に負担をかけてしまい、枝毛を引き起こしてしまったり、内部成分を流出させてしまうことにもつながるので慎重に選ばなくてはいけないんです。

枝毛の改善に効果のあるアミノ酸シャンプー

もしシャンプーを選ぶときは「アミノ酸シャンプー」という、髪の毛と同じタンパク質がメインの洗浄成分が配合されているものを選んであげるといいですよ。

アミノ酸系の洗浄成分には「〇〇ベタイン」「〇〇サルコシン」「〇〇アラニン」「〇〇グルタミン酸」といったものがあるので、そういった成分が配合されているものを選んであげるといいですよ。

髪の毛を洗うときに栄養を補いながら洗うことができるので、髪の毛の乾燥を防ぐことができますし、髪の毛への負担もかなり少なくすることができます。

そうすることで枝毛を今以上に広げにくくなり、効果的にケアをすることができるようになりますよ。

枝毛ケアその3:自宅で使うトリートメントを変えてみる

美容室でトリートメントをしてもらうのもいいですが、頻繁に通うのはちょっと難しいですよね。

トリートメントといってもそれなりに費用もかかってしまうため、カットやカラーをしてもらうときにやってもらうのが現実的です。

そのため自宅でできるホームケアとして、トリートメントを変えてみるというのもアリです。

髪の状態に合わせたトリートメントを使ってあげないと効果を実感しにくくなってしまうこともあるので、「ただ安いから」という理由だけで選んでしまってはダメですよ。

枝毛がひどい場合はトリートメントではなく、より集中ケアのできるヘアマスクを使ってみるのもオススメです。

枝毛ケアその4:ヘアオイルで髪の毛の保湿をしてあげる

シャワーのあとはヘアオイルを使って髪の潤いが逃げないように保湿してあげることが大切です。

オイルは髪の毛に表面に油分の膜を作ってくれる効果があり、トリートメントなどで補った栄養を逃がさないようにしてくれるんです。

せっかく髪の毛に栄養補給をしても、アフターケアがおろそかになっていると、効果を実感することができないので、試しに使ってみるといいですよ。

つけすぎると重たくなって髪の毛がペタッとしてしまうので、毛量や髪の太さに合わせて小出しにしてつけてあげるといいですよ。

枝毛ケアにおすすめのシャンプー&トリートメント

枝毛に効果のあるシャンプーやトリートメントについてわたしがおすすめしているものをご紹介していきますね。

「シャンプーとかトリートメントなんて正直なんでも一緒じゃないの?」って思ってしまうかもしれませんが、実は製品によって全然違った特徴があるんです。

わたしも以前は近所のドラッグストアで売っているシャンプーとトリートメントを使っていたのですが、毛先がパサつくしよく見ると枝毛が大量になっていた経験がありました。

それで何か良いものはないかと思い、ネットでたまたま見つけたのが「守り髪」というシャンプーとトリートメントなんです。

このシャンプーの特徴はカラーやパーマなどによって乾燥した髪の毛にしっかりと栄養補給をしながら洗うことができ、ノンシリコンなのに洗っている最中のきしみや指通りの悪さがまったくないシャンプーなんですよ。

実際に美容師の人も太鼓判を押すくらい人気のシャンプーで、髪の毛に潤いを与えるアルガンオイルや紫外線ケアをしてくれるシアバターなどの成分がたっぷり入っているんです。

美容室と同じくらいの品質の高さが特徴で、泡立ちもすごくいいんです。

SNSでもかなり人気で…

というように実際に使っている人からも好評なシャンプー&トリートメントなんです。

わたし個人の印章ですが、いままで使ってきたどのシャンプー&トリートメントよりも手触りがよくなって、ツヤツヤの髪のすることができました。

ローズの香りもすごくよくて、アロマをお風呂で焚いているような感じがしてめっちゃ気に入っています。

枝毛を目立たなくすることはもちろんですが、カットしてもらったあとの予防にも効果があるみたいで、このシャンプートリートメントを使い始めてから枝毛がほとんどできなくなりましたよ。

少量でもすごく泡立つので、コスパもかなり良好なのがお気に入りの理由です。

もし興味があったら公式サイトで詳しい内容が書かれているので、ぜひチェックしてみてください。

価格 3,026円(税込)
内容量 各400ml
特徴 アルガンオイル配合でノンシリコンでもしっとりまとまる髪にできる
アミノ酸シャンプーでダメージを最小限に抑えて枝毛を予防できる
加水分解シルクが髪の毛を熱ダメージから保護してダメージを防ぐ

商品詳細はこちら

枝毛の原因にアプローチした改善方法!枝毛や切れ毛の予防にも効果アリ

ここからは枝毛ができてしまう原因にアプローチをかけた改善方法をご紹介していきます。

この方法は直接髪の毛に影響を与えるわけではないので、すぐに効果を実感することができませんが、継続してあげることによって枝毛や切れ毛を予防することもできます。

ちょっとしたことが原因になっていることもあるので、それらを改善していって枝毛や切れ毛ができないようにしてあげましょう。

枝毛や切れ毛の予防その1:ヘアカラーやパーマは程々にしておく

枝毛や切れ毛の1番の原因といってもいいのが、このカラーやパーマです。

アルカリ性の強い薬剤を使って無理やりキューティクルを開いたり、髪の毛を軟化させてしまうので、髪の毛がダメージを受けやすい状態になります。

しかも薬剤を流した後も、髪の毛にはアルカリ成分がしばらくの間残ってしまうので、ちょっとした刺激による影響も受けやすくなるんです。

そのため、毎月のようにカラーやパーマをしている方はできるだけ間隔をあけてやってもらうようにしたり、美容室によっては髪の毛に残ったアルカリを除去してくれるお店もあるので、確認してみるようにシマショウ。

また一緒にトリートメントなどをやってもらい、流れ出てしまった栄養を補ってあげるのも効果的です。

枝毛や切れ毛の予防その2:アイロンやコテはできるだけ少ない回数で仕上げる

高温のヘアアイロンやコテを使うときは髪に熱ダメージが加わらないよう、できるだけ少ない回数で仕上げるようにしてあげましょう。

180℃などの高温で何度も髪の毛伸ばしたり巻いたりすると、髪も焼けてしまったり、たんぱく変性という髪の毛が硬くなる現象を起こしてしまいます。

当然髪の毛の水分がなく乾燥した状態なので、枝毛や切れ毛もできやすい環境になってしまうんです。

なのでできれば1~2回で仕上げるように意識して、何度も通さないようにしましょう。

どうしても何度か通さないといけない場合は、使用しているアイロンやコテの一番低い温度に設定してやってみましょう。

枝毛や切れ毛の予防その3:無理な食事制限はやめてバランスの取れた食生活を心がける

枝毛や切れ毛の予防には食事の内容も大事になってきます。

普段から偏った食事内容では髪の毛に十分な栄養を届けることができなくなってしまい、どんどん髪の毛がやせ細ってしまいます。

枝毛や切れ毛は比較的髪の毛の細い人に起きやすいトラブルでもあるので、ハリやコシのある髪の毛にするためにも髪の毛に必要な栄養をたっぷりと摂ってあげることが大事です。

ダイエットなどで無理な食事制限をしていたり、外食ばかりの食生活をしていると髪の成長に必要な栄養が不足してしまうため、しっかりとバランスの取れた食事を摂りましょう。

枝毛や切れ毛予防に効果のある栄養素

髪の毛を作るためには欠かせない栄養をご紹介していきますね。

普段から不足しがちな栄耀もあるため、意識して摂ってみるようにしましょう。「

たんぱく質
髪の毛は主にたんぱく質(ケラチン)によってつくられているので、この栄養が不足してしまうと髪の毛をつくることができなくなります。
主に肉類をはじめ、大豆製品や魚類、たまご、乳製品に含まれているので、ダイエットなどをしない限りは不足することはないでしょう。
ビタミンE
ビタミンEには血液の流れをよくしてくれる効果があり、髪の毛に必要な栄誉を届けやすい状態にしてくれます。
主にアボカドやオリーブオイル、かぼちゃ、ナッツ類、ウナギ、たらこなどに多く含まれています。
亜鉛
亜鉛は髪の毛の主成分である「ケラチン」を作り出すサポートをしてくれる働きがあり、髪の毛を生み出す毛母細胞の働きを活性化してくれる栄養です。
この栄養はウナギや牡蠣、海藻類といったものに多く含まれていて、お肉などにも含まれています。

以上のような栄養が毛先の枝毛や切れ毛を予防してくれるので、積極的に食べるようにしてみましょう。

枝毛や切れ毛の予防その4:タオルで髪の毛を拭くときは優しくする

シャワーを浴びた後に髪の毛を拭く際、頭をわしゃわしゃと拭いてしまう方がいますが、濡れた髪の毛はとてもデリケートな状態なので、絶対にNGです。

水分をふき取るときは根元の水分をしっかりととってから毛先はタオルで包み、優しく握り込んであげるようにしましょう。

それでもだいぶ水分をふき取ることができますよ。

逆にぐしゃぐしゃと拭いてしまうと毛先が摩擦によってダメージを受けてしまい、枝毛や切れ毛の原因になることもあるので気を付けましょう。

枝毛や切れ毛の予防その5:髪の毛をちゃんと乾かす

シャワーの後に髪の毛を乾かさずそのまま放置してしまう方が少なからずいるのではないでしょうか。

お風呂上りって体がほてっているのでドライヤーの使用はできるだけ避けたいですもんね。

ですがこれもあまりよくないんですよ。濡れた髪の毛はキューティクルが開いている状態でもあるので、髪の毛を乾かして閉じてあげなくてはいけません。

そのまま放置していると髪の内部成分が流れてしまい、乾燥した状態になってしまうんです。

そうすると枝毛や切れ毛が起きやすい状態になってしまうので、予防するためにもできるだけ早めに乾かしてあげるようにしましょう。

まとめ

こちらの記事では枝毛の改善方法について詳しくご紹介させていただきました。

やっぱり枝毛は女性の天敵といってもいいようなものです。

髪の毛がパサパサに見えてしまったり広がって見えるなど、正直扱いがめんどくさいものだと思います。

ですが普段からしっかりとヘアケアをしていれば、このようなことで悩むことも少なくなりますよ。

キレイな髪の毛を保っていることで、毎日のヘアスタイルも楽しくスタイリングすることができるようになりますし、周りからも「髪きれいだね~」って褒められるようになるかもしれません!

この記事でお伝えした改善方法や予防方法を活かしてまとまりのあるキレイな髪の毛を目指していきましょう。